外国人にも本音はある~本音と建て前の実態を考える

外国人にも本音があることを象徴するイメージ

「外国人には本音と建前がない」などと報じているメディアや、それを信じている日本人がいるようですが、そんなことはありません。日本人が「本音と建前」を使い分けながら生活しているように、他国の人も「本音と建前」をしっかり使い分けています。

職場であったり、大勢の人の前であったり、相手との関係性によっては「建前」しか言わない、もしくは言えないこともあります。また、どこの国の人であっても、会ったばかりの人と付き合いが長い人では、発言内容に違いが出てくるのは当然のことです。つまり、外国人もいつも本音を言っている訳ではないのです。

文化の違いによる、本音と建前

まず大前提として、文化の違いというものがあります。例えばアメリカ人には、日本人が想像するよりも遥かに本音と建前が存在します。表向きポジティブであることをよしとする社会なのもありますが、特に仕事の場面では、前向きな表現で思い切り建前を伝えてきます。またイギリス人も、本音と建前がありすぎて他国でネタになるくらいです。イギリス人からすると、皮肉であったりもするのですが、イギリス人以外は気づきようがないレベルです。

アメリカ人、スウェーデン人、台湾人の本音

外国人の本音の具体例として、筆者が実際に言われたことを以下に紹介します。どの人もそれなりに付き合いが長い人たちで、話の流れからたまたま移民のことにふれた時、彼らの本音が出てきました。

アメリカ人の本音

「正面の家から、一日に何度もお祈りの音が聞こえてきて、右隣の家からは香辛料のキツイ匂いがして、左隣の家はゴミ捨てのルールを守らないの。そういう状況を想像できる?日本のような単一民族の国がうらやましい。」ルーツはヨーロッパ系白人の人です。

スウェーデン人の本音

生粋のスウェーデン人の発言、「古くはハンガリーのように、スウェーデンには他の国から移民が来ますが、あれは侵略です。」

台湾人の本音

漢民族の台湾人のコメント、「台湾に東南アジアからの出稼ぎ外国人が増えて、休みの日に集まっているけれど、あれは嫌だ。」

本音なのか建前なのかを確認すること

要するに、アメリカ人もスウェーデン人も台湾人も、本音では移民が嫌なのです。しかし、職場でも、大勢の人の前でも言えません。もちろん、マスメディアに対しても言えません。差別と言われ非難されるからです。

ここに挙げた例は一例ですし、筆者も全てのアメリカ人やスウェーデン人、台湾人から言われた訳ではありません。ただ例えば、スウェーデンを例に考えると、以前から以下のような事件が起こり、ニュースになっている訳ですから、移民の受け入れは現実的に様々な問題を引き起こしていると言えます。実際に犯罪を起こしたことや財政負担になっていることを指摘するのは、差別ではありません。事実を指摘することも差別と言うのであれば、それは言論弾圧の類になってきます。

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日本のマスメディアからは、こういった移民によって生じた犯罪やネガティブな側面の事実を取材したニュースがあまり出てきません。産経新聞が継続的に取り上げて報じてくれているぐらいでしょうか。ジャーナリズムに関わる人たちには、現場で移民を受け入れる側の「ごく普通の市井の人々の本音」も引き出して欲しいものです。